有志による秋の慶早戦を応援する会「神宮球場」(11月7日)

 

 スッキリとした秋晴れとはいきませんでしたが、心配された雨の予報も後ろにハズレ、まずまずの観戦日和となりました。おおよそ1年ぶりに訪れる神宮球場です。

 

 当会の西村昭、富岡、向井、そして私の有志4名で内野席に陣取り、「やはりこの雰囲気、この空気だよね、この時期には欠かせない秋のイベントだね。」とのたまいつつ、土日の2試合のうち1勝すればリーグ優勝が決まるという慶早第1戦の応援に臨みました。

 

 新型コロナ禍で、両校ともに応援部は外野席で自主応援のかたちです。一席づつ間隔を空けて席をとった我々も、球場内では大声は控え大人しく観戦すること・・・という球場入り口で渡されれたチラシ注意書きに従い心静かに試合の展開を見守りました。塾歌斉唱の際はさすがに脱帽・起立しましたが、それも遠慮して着席したままの塾員も多くみられました。

 

 試合は、ドラ1指名同士の慶應木澤、ワセダ早川の両エースのプライドが火花を散らす投げ合いで1点を争う好ゲームとなりました。終盤ワセダの8番打者の本塁打で均衡が破れ、その後の反撃も及ばず惜敗となりました。ちなみにこの蛭間選手(早大3年)には翌日も決勝の本塁打を喫したわけで、彼一人に優勝をさらわれたかたちです。敵ながら天晴れと表現するしかありませんね。

 

 不祥事も重なって球場に立入れない応援指導部に代わってチアリーディング部と吹奏楽部が合同でエールを仕切り、フルメンバーで臨むワセダ側に負けない熱い応援を、試合を通じて途切れることなく続けていたのは、内野側から観ても感動ものでした。今年で卒業となる4年生にとり神宮球場は晴れの舞台に違いありません。入場者数1万人の制限はあるにしても華の慶早戦で応援パフォーマンスを披露する機会があって良かったな・・・と我がことのように思いました。

 

 さぁ、来季こそは慶早戦に勝利しようぜぃ!

 

 

 慶早戦を応援する会 世話人 坂元@相模原