緑区橋本を拠点に数々の事業を展開している原幹朗会員が旗振り役となり、現在「相模原協同病院を応援するクラウドファンディング」プロジェクトが進行中です。
相模原市内には新型コロナ対応重点医療機関が3か所指定されており、「相模原協同病院」もその一つです。巷間喧伝されているとおりコロナ対応のため指定病院のスタッフには大きな負担がかかっていることは論を待つまでもなく、経費が嵩む一方で医療収入は例年を下回り多くの医療現場が経営面で苦境に立たされている現状において、「相模原協同病院」も例外ではありません。
そんな中、地域の医療機関である「相模原協同病院」を自分たちの手で守りたい、何とか応援できないかという地元有志の気持ちが、病院スタッフ約1100名に最低1万円の年末一時金を支給しようというプランに具体化し、11月2日~12月25日午前11時まで約2か月間のクラウドファンディングプロジェクト立上げに至りました。
相模原三田会は、「北会」を中心にこの活動に参画しており、チラシ・ポスター等にも後援団体として当会が記載されています。先月14日に橋本HKラウンジで催した有志による秋の北地区懇親会でも少なからぬ支援金が集まりました。その折に会員の皆様からお預かりしたご芳志は、相模原市緑区地域医療を支える会事務局を経由し、プロジェクト口座に入金済みでありますこと、御礼を兼ねましてこの場にて報告させていただきます。
支援の輪は神奈川県内にとどまらず広く全国(沖縄・北海道からも)に広がっており、12月5日現在の支援金総額は19,831,000円。所期の目標であった1500万円を超え、第二のゴールとして設定した2020万円も達成目前の状況です。
クラウドファンディング・・・皆様も一度は耳にされた言葉だと思いますが、何しろ初めての試みでもあり、実際にやってみると舞台裏は試行錯誤の連続のよし。
福沢先生が明治29年に芝の紅葉館で説かれた「慶應義塾の目的」に思いが至りました。
「老生の本意は此慶應義塾を」から始まり、
曰く・・・慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず。其目的は我日本国中に於ける気品の泉源、智徳の模範たらんことを期し、之を実際にしては居家、処世、立国の本旨を明にして、之を口に言ふのみにあらず、躬行(きゅうこう)実践、以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり。
最後は「今日この席の好機会に恰も遺言の如くにして之を諸君に嘱托するものなり」と結ばれたとのこと。
原会員肝いりのこの草の根市民運動も残り3週間となりました。下記URLにアクセスいただきまして、詳細をどうぞご覧ください。
(北地区会世話人 坂元 健)
毎週月曜日の夜に橋本HKラウンジを会場に定期開催しているプロジェクト報告会
前週の実績報告を受けて次週以降の活動方針につき皆で意見を出し合います
コメントをお書きください
坂元 健 (日曜日, 20 12月 2020 18:03)
この記事をご覧になった厚木市在住の塾関係の方から匿名を条件に相当な額のご寄付いただきました。かつて相模原協同病院にはお世話になったから、とのことです。
明日12月21日夜の定例報告会に持参し、緑区地域医療を支える会事務局を経由し、本クラウドファンディング口座に入金させていただきます。本件の御礼を兼ねまして皆様へご報告まで。