令和7年の新年会開催
参加者85人、昨年比21人増と盛大に
「SPARK」の社交ダンスに拍手と歓声も

相模原三田会は令和7年(2025年)の新年会を1月19日(日)、レンブラントホテル東京町田で開きました。昨年から取り組んでいる新規会員増強策の成果もあって、参加者は来賓、会員、参加予定者らを含めて85人と昨年より21人増えて、盛大なパーティーになりました。アトラクションの社交ダンスに歓声をあげたり、塾歌や応援歌を全員で熱唱。美味しい料理に舌鼓を打ったり、ずらりと並んだ珍しいお酒を飲み比べたりしながら、歓談の輪が広がりました。
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新年会は慶應義塾放送研究会の樋口有香さん(法学部2年)の司会で11時30分に始まり、坂元幹事長(56経)は開会の辞で「今年は福澤諭吉先生生誕190周年にあたり、先生生誕の地、大分県の中津市を訪問する企画を考えたい」と挨拶。続いて、応援指導部の女子学生3人の指導により、参加者全員で塾歌を三番まで斉唱しました。
森会長(54法)は「相模原三田会は市内在住・在勤でなくても、座間市でも、さらに何かしらご縁のある方にも参加して頂いています」と会員の増強をPRし、「会員の親睦を深めると同時に、地域に貢献する活動も進めていきたい」と抱負を述べました。
ご来賓の慶應義塾塾員センターの中里史朗課長と同湘南藤沢キャンパス(FSC)の中峯秀之事務室長からご挨拶頂きました。中里課長は「慶應大学の受験生は昨春3万7000人とピークの5万人と比べると少子化の影響で減少していますが、昨年のパリオリンピックには慶應出身の7人のアスリートが出場して、男女のフェンシングで金・銅メダルを獲得するなど活躍しました。今年も熟生の活躍に応援をお願いします」とお話しされました。
中峯事務室長は2023年春、SFCにできた新しい学生寮「H(イータ)ビレッジ」をビデオで紹介し、「塾生が海外の留学生とも一緒に、暮らしながら学び、学びながら暮らす新しい施設です。朝夕食付き月11万円で入居でき、今春は満室になります」と紹介されました。
出席者の最年長者で昨年卒寿を迎えられた明浦靖夫さん(32政)の音頭で乾杯して、懇談に入りました。今年も人気のBARカウンターには、原前会長(48商)が提供した日本酒、焼酎、ワイン、ウィスキーなどの銘酒が何十本も並び、カウンター前には左党が途絶えることなく集まっていました。
ご来賓の町田三田会の東野至幹事長は「3月5日から9日まで、町田市民ホールギャラリーで第9回町田三田会美術展を開きます。相模原三田会からも出展、ご来場を是非お願いします」とPRされました。
続いて坂元幹事長が米寿会員、新入会員、ゲストの皆さんを紹介。米寿会員は2人で、望月邦彦さん(36商)が現在88歳、渡辺浩貞さん(35法)が1月23日に88歳を迎えられます。
新入会員の紹介は市原大和さん(H18理工)、木村洋子さん(51文院)、地引明秀さん(58工)、武田政春さん(52工)、竹本晃理さん(R1政)、菊池正忠さん(43政)、成島鉄兵さん(H42経)、根岸秀行(59経)さん、松田憲明さん(59商)、望月邦彦さん、明石和也さん(H22商)の11人にのぼりました。昨年の新年会は3人の新入会員紹介にとどまったので、新入会員増強策の成果が数字で表れました。
さらに、ゲストとしてお招きした北里大学勤務の相澤好治さん(46医)、岡浩太郎さん(58工院)、小川元之さん(H5医)の御三方からも、相模原三田会への入会表明が飛び出すなど会場を沸かせました。さらに、相澤さんからは詩吟「偶成 北里柴三郎」のご披露がありました。
昨年に続き、今年も福引大会も開催しました。くじ引きの結果、焼酎、日本酒、お菓子、クオカード、慶應グッズなどの景品を10人余りの参加者が獲得しました。今年のアトラクションの目玉は社交ダンス。会員である田中彩恵さん(H25環境情報)が代表を務める社交ダンススクール「SPARK(エスパーク)」によるパーフォーマンスで、男女小学生ペアによるジャイブとチャチャチャ、そしてハープ演奏をはさんで、田中さんと男性ペアのタンゴが繰り広げられると、会場から盛大な拍手と歓声が沸き起こりました。
会場の一角には、山岳などの風景写真3点、油絵3点、タペストリー4点、「独立自尊」の書2点など会員による力作が展示され、熱心に鑑賞する参加者の姿が見られました。
最後に、応援指導部の指揮で「若き血」などの応援歌を、全員が肩を組みながら大合唱しました。中村副会長(48文)の閉会の辞と三本締めで、午後2時過ぎにお開きとなりました。


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令和7年新年会の新入会員紹介
相模原三田会が開いた令和7年(2025年)新年会に参加した新入会員11人の方に自己紹介して頂きました。多士済々の皆さんです。会員同士のコミュニケーションを促し、お互いの親交を深めるため、参考にしてください。内容は次のとおりです(順不同)。
木村洋子(旧姓大橋)さん=S52年(1977年)文院卒。部活動はESS。5年先輩に俳優の寺泉憲さん、1年上に中村雅俊さんがおり、応援しています。中村雅俊コンサートが4月20日(日)、相模女子大学グリーンホールであります。教員として小・中・高校生を教え、神奈川県立高校の管理職を務めました。教育界にほとんど塾員がいませんが、福澤先生の後を継いで欲しいものです。現在は「太極拳の指導者」をしながら、ボランティア団体「We・Japan21」でアフガニスタン・ウクライナ・ガザを支援しています。
武田政春さん=S52年(1977年)工卒、日産自動車に入社。自動車開発部門の車体実験部に配属。最近、ダイハツ・トヨタ車体・ホンダ・日野自動車などで世間を騒がした国土交通省の立ち合い試験などを、ずっと以前に経験しました。型式認定試験の大変さや重要性を改めて認識、顧客のことを何も考えていない行為だと思います。定年退職後は自由気ままで好きなことをやっております。相模原三田会では、興味がある部会にこれから参加していきたいと思っています。
根岸秀行さん=S59年(1984年)経卒。ゼミは飯野ゼミ(財政学)、同好会はバンカーズゴルフクラブ。出身高校は塾高です。約40年野村證券に勤務、一昨年に野村を退職して相模原市に在住(単身赴任)しています。現在は相模原ドルフィンクラブをメインに経営に携わっております。ゴルフは一時ハンディはシングルでしたが、ハードワークと腰痛を患い現在はたまにプレーする程度で、スコアも90台です。出身地・自宅は浦和。中学まではサッカーをやっていたので浦和レッズの熱狂的ファンです。
菊池正忠さん=S43年(1968年)政卒。ゼミは生田正輝研究会。新潟県立糸魚川高校出身。自宅は南区相模台です。日本アイ・ビー・エムに就職し、様々な分野の沢山の塾出身の諸先輩方と交遊?させてもらい、素晴らしいサラリーマン生活を送ることが出来て感謝!感謝です。今年は傘寿をむかえます。40年近くにわたり月3回ほど田舎と往復する親たちの介護も無事に解放され、最近は月に数回の保養を兼ねた温泉旅行を大好きな車の運転をしながら出掛ける生活を楽しみ始めました。
地引明秀さん=S58年(1983年)工・管理工学科卒。卒業後はエンジニアリング会社の千代田化工に入社し、システム関連、自動車プラント業務に従事しました。2000年にIT会社の日本オラクルに転職し、現在も働いています。近くにスポーツクラブがありますので、体を動かすことが現在の趣味です。マシンだけでなく、エアロビクス、格闘技を組み合わせた「FIGHT DO」 のスタジオプログラムにも参加しています。体は動かしているので、頭を使う麻雀部会の参加を考えています。
明石和也さん=H22年(2010年)商卒、自宅は座間市です。相模原三田会には福澤先生誕生記念会でお誘いをいただき加入を決めました。学生時代は公共経済学の研究室に所属していました。卒業後はあかつき証券に入社し、現在は新規会社の立ち上げに関する部署に所属しています。趣味はスポーツ観戦、飲み歩きです。座間市在住3年ですが、座間近辺で会員の皆様がお薦めするお店がありましたら、ぜひ教えてください。
市原大和さん=H18年(2006年)理工・管理工学科卒業。新卒で東京海上日動火災保険に入社して15年間働いた後に退職。現在は「BEYOND AGE」というシニア世代に特化した人材事業を経営しております。東京海上時代は財務、海外、新規事業を経験して、BEYOND AGEでは60代以上の方の独立支援や、仕事の斡旋を行っております。相模原三田会でもお仕事をされたい意向を持たれているシニアの方がいらっしゃれば、ぜひお声掛けいただければ幸いです。
松田憲明さん=S59年(1984年)商卒。ゼミは「経営経済学」の野口ゼミです。協和銀行(現りそな銀行)に入行し、市ヶ谷支店、ニューヨーク支店、国際部、ロンドン支店と銀行員生活のほとんどを海外畑で過ごしました。2002年に退職し、企業のIPO(新規上場)のため数社のCFO(最高財務責任者)を務め、現在は教育の情報化を支援する(株)JMCを経営。教育を通じて社会貢献したいと思っています。さらに数社の社外取締役、社外監査役、顧問、社団法人理事のお手伝いもしています。
成島鉄兵さん=H24年(2012年)経通信課程卒。社会人入学なので現役であれば2002年卒で、実際の年齢はかなり上です。建築関係の仕事をしていましたが、慶應卒業後はタイに留学、帰国後は米国塗料メーカーの日本法人の立ち上げを担当。その後は国内の大手塗料メーカーに在籍、現在はマクニカという半導体商社で建築を含めた新規事業の立ち上げを行っています。地域三田会への参加はバンコク三田会で経験があるものの、国内では初めてなのでとても楽しみです。
望月邦彦さん=S36年(1961年)商卒、野口ゼミで経営学を学びアサヒビール入社、経理部配属、のち出納長就任。問題事業改善の命を受けて、「餃子の王将」創業者と出会い、意気投合。アサヒ公認のもとで王将の経営を創業者と二人三脚で担う。相模原にも出店、お引き立て頂きました、H元年(1989年)アサヒを退社、王将の代表取締役就任し、株式公開も実現。別会社では、相模カンツリー倶楽部のグリーン植栽の活性化をお手伝いし、教育関連の(株)JMCでも監査役をしています。
竹本晃理さん=R元年(2019年)政卒。塾校卒。コンピュータソフトの受託開発会社を経営。Webプラットフォーム・サービスなどのシステムを開発コストの安い海外のソフト会社を使って開発するオフショア開発の会社で、現在はベトナムにパートナー会社や個人事業主(システム技術者)らと提携しています。ベトナムに精通しているため、日本人のベトナム旅行客のアテンドも引き受けています。趣味は旅行、ジム通いの筋トレ、香水収集などです。相模原青年会議所(JC)にも所属しています。
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鈴木 直樹 (火曜日, 21 1月 2025 13:44)
本当に素晴らしい新年会でした。会の運営、アトラクション
来賓各位の挨拶等、記憶に残る新年会でした。
運営に尽力された役員、関係者へ感謝!感謝!