


大相撲初場所観戦ツアー
令和7年1月23日(木)
両国国技館 1月場所12日目
参加者9名
鑑賞部会では初めての試みとして、大相撲の観戦ツアーを行いました。
まずはインバウンドの熱気に沸く浅草で、「浅草むぎとろ」に全員集合して昼食を取りました。風情ある老舗の名物料理に舌鼓を打ち、会員同士の相撲談義にも花を咲かせながら、川の対岸で執り行われている神事にこれから参加する気分が醸成されてきます。
ランチの後は一旦散会し、新春の陽光が心地良い昼下がり、両国までの道すがら各々が浅草寺や神谷バーなどの観光名所を楽しみました。それから再度国技館へ全員集合して会場入り、幕の内土俵入り辺りから中入り後の取組を観戦しました。
一人横綱を張ってきた照ノ富士が序盤戦で引退となり、横綱の土俵入りが見られなかったのは残念でした。12日目の終盤戦になり優勝争いも佳境に入っており、場内の雰囲気も取組が進むにつれて熱気を帯びてきました。
この日の大一番は、3敗の大関豊昇龍と1敗で先頭に立つ平幕金峰山の対戦、立ち合いの激しいぶつかり合いから、カザフスタンの巨漢がバランスを崩し、あっけなくはたき込みで大関の勝ち、これで千秋楽まで優勝争いが一気に混沌とする展開になりました。(その後、大関豊昇龍が巴戦となった優勝決定戦で連勝し、2回目の優勝)
今場所は新しく2人の立行司が同時襲名となったおめでたい場所でもありました。庄之助と伊之助が揃って土俵を彩り、結びの3番を締めるのは、奉納神事としての厳かさと美しさが増し、観るものに格別の味わいをもたらしてくれます。
モンゴルの俊英の優勝により、来場所から新横綱が誕生する気運が出てきました。もしそうなれば、雲竜か不知火型かはわかりませんが、次回の当鑑賞部会ツアーでは、横綱土俵入りが見られることでしょう。そのことを楽しみに待ちつつ、この新企画ツアーを継続させていければと思う次第です。
鑑賞部会幹事 川口順一(H7総合)
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坂元 健 (土曜日, 08 2月 2025 17:05)
参加者のひとりです。家内同伴で楽しませていただきました。あとで聞いたところでは、正面入り口付近で当方の郷土力士である尾車親方(元琴恵光)が5月31日の引退興行のチケットを特別販売していたとか・・・惜しかったですね、気づいていれば親方とは面識もありますから皆さんと記念写真に納まることができたのに、実に残念でした。
さて、何枚か当方でスナップ写真を追加しました。驚いたことに当会顧問の中尾先輩に両国国技館の前でバッタリ。聞けば中尾さんが社外監査役をしている食品会社「なとり」は大相撲とは縁が深い、というよりも昔からの太いタニマチ筋とのこと。
な~るほど、そーゆうことですね。世の中広いようで狭いものです。