11-2と一方的に打ち込まれた土曜日の第一回戦の結果を受けて、今日の第二回戦こそは一矢を報いて早大の優勝を阻むべしとばかりに、相三会有志4人で三塁側内野席に陣取った。
気持ちを同じくする塾員・塾生の数は意外に多いらしく、周りを見渡すと優勝までもう一歩まで来ている早大側応援席に負けず劣らぬ大応援団が三塁側のスタンドをほぼ埋め尽くしている状況が見てとれた。なんだか嬉しくなる。今日はいいゲームになりそうだ。
実際に左の好投手宮城君(3年浦和学院)に対するグラウンド上の選手だけでなく、満員のスタンドに向かい応援を指揮指導する塾體育會指導部もこの大入りには力が入いるらしく、ほぼ休みなしの声を限りの応援合戦が繰り広げられる。此度、念願かなって塾體育會の一員となったこともより気合が乗っている要因なのかも(笑)。
プロ野球のそれとは明らかに一線を画す、慶早両校の応援合戦は見ものである。伝統に裏付けられたひとつの芸の完成形であり、華の早慶戦と称された由縁でもある。そしていまでも死語とはなっていない、実際に体験すれば誰でもそう思うだろう。雨模様だった前日と違って時折太陽が顔を出してくれた初夏の神宮球場は周囲の外苑の緑も相まってとても気持ちが良い。
春のリーグ戦の序盤、5月4日(日)に行われた対東大戦時の塾體育會応援指導部の動画がYoutubeにアップされていたので関心を持たれた方は下記のURLにアクセスを。慶早戦の客の入りとスタンドの状況は全く違いますので、念のため。
https://m.youtube.com/watch?v=DT9xBcMQAi8
そんなことでまだご覧になったことのない方は、是非一度慶早戦に足を運んで欲しい。春は5月下旬、秋は10月下、慶早関係者でなくとも何方でもチケットは購入でき入場できますので。
肝心の試合結果について。残念ながら今日も4-5の接戦を落とすこととなったが、所々で早大を追い込む良い試合だった。今年の秋の慶早戦はもっと大勢で応援に駆け付け、必ずや勝利しよう!
(世話人 坂元@矢部)
コメントをお書きください