令和7年度定時総会・懇親会@レンブラントホテル東京町田

総会で挨拶する森会長。左は坂元幹事長

望月邦彦さんの発声で乾杯!

会員数182人と前年比15増 令和7年度の事業計画・予算など承認

 相模原三田会は6月21日(土)午前1130分から、レンブラントホテル東京町田で令和7年度の第32回定時総会・懇親会を開きました。総会では、2年におよぶ会員増強運動で5月末現在の会員数が182人と前年同期比15人増となったことに加え、会内外の若手塾員に一層魅力的な当会の姿を検討してもらう「出会い力向上プロジェクト」を発足したことを報告しました。

 総会はまず応援指導部OBによる指揮で、参加者全員が起立して塾歌を斉唱しました。会員の参加者は59人、委任状86人を含めた議決権は会員の過半数の計145人となり成立しました。この1年で亡くなられた2人の会員の黙とうを捧げた後、森会長が開会の挨拶をしました。

 森会長の議長で議事に入り、令和6年度事業については、坂元幹事長が会員増強活動に加えて「町田、厚木、八王子、川崎麻生の各三田会および相模原稲門会など近隣他会との活発な交流が進みました」と報告。さらに5月には有志13人で福澤先生所縁の大分県中津市を訪問し、「地元の中津三田会に大変歓迎して頂き、この場を借りて感謝を申し上げたい」と述べました。

 令和6年度の決算は下山副幹事長が「収入277万円、支出285万円で、不足分8万円を前年度繰越金から補った結果、翌年度繰越金は185万円です」と説明し、入間野監事が監査結果を報告しました。

 令和7年度については、坂元幹事長が「会員間の交流促進と親睦を軸としながら、250人を目標に会員増強して運営基盤の確立を目指し、『出会い力向上プロジェクト』の提言を受けて当会の在り方にも検討を加えます」と説明。下山副幹事長が「今年度は収入・支出とも279万円で収支ゼロ、翌年度繰越金は185万円です」と予算案を説明。審議の結果、それぞれの議案が承認されました。

 令和7年度の役員人事では、眞﨑正剛(H5商)さん、舟戸直樹(H17商)さんの若手2人が新幹事に承認されました。これで幹事は計16人、会長、副会長はじめ監事まで含めた今年度の役員体制は計27人となります。1月の新年会以降に入会した8人の新会員名も紹介して、1150分に閉会しました。

 

 621日の定時総会の終了を受けて、懇親会を正午から開催しました。会員59人に来賓、ゲスト、応援指導部OB、司会の14人を加えた計73人が参加。近隣他会から参加されたご来賓や新しく参加した若手会員らが交流を進め、美味しい料理とお酒を楽しみながら懇談の輪が広がりました。

 懇親会は法学部3年、放送研究会の成田真穂さんの司会で始まり、諏訪副会長の開会挨拶に続いてご来賓のご挨拶に移りました。

 慶應義塾大学塾員センターの栗生賢一郎部長は「相模原三田会のイベントには、塾員センターの課長時代にお招き頂いており、今回は12年ぶりです。大学の近況報告では、5月の理事会で伊藤公平塾長が再任され、さらに慶應の改革を進めてまいります。三田キャンパスでは、塾員交流の場としてお酒も飲める『社中交歡 萬來舍』や、丁寧に観ると3時間はかかる福澤先生の展示館などをご利用頂けます」などとご挨拶されました。

 続いて湘南藤沢キャンパス(SFC)の中峯秀之事務長は「私は相模原三田会に2023年からお招き頂いており、今回が5回目です。SFCについては、3つ話題をお話します。第1は最近、山羊を2匹飼い始めました。キャンパスに生えている草を食べてもらうためですが、早速NHKで紹介されました。第2756日の学園祭「七夕祭」、第3112223日の学生研究発表イベント「万学博覧会」をご紹介します。皆さん是非いらしてください」とご案内頂きました。

 参加会員の最年長者である望月邦彦さん(36商・89歳)の発声で乾杯し、しばし歓談に入りました。続いて、近隣の三田会、稲門会からお招きした町田三田会の久保田政博会長、東野至幹事長、八王子三田会の佐藤久牧会長、大塚羨弘元副会長、相模原稲門会の田谷進会長、福田弘夫副会長の来賓6人をご紹介しました。

久保田会長が「町田と相模原の三田会は親しく兄弟付き合いさせて頂いており、感謝しております」と挨拶されると、佐藤会長は「八王子は100年を超える三田会で、相模原とは兄弟というより祖父と孫の差があります。しかし、それ故に八王子は殻に閉じこもりがちで反省しており、さらなる交流を進めさせて頂きたい」と話されました。

 加えて、坂元幹事長が今回参加した新入会員4人、入会を希望しているゲスト3人を紹介し、それぞれ簡単な自己紹介をして頂きました。

 恒例の応援歌は「若き血」「三色旗の下に」「丘の上」「慶應賛歌」の4曲を、参加者全員が肩を組んで大合唱しました。1曲目「若き血」の指揮は“伝説の応援団長”だった八王子三田会の大塚先輩(89歳)に飛び入りでお願いしたところ、その矍鑠(かくしゃく)とした応援指導に皆が驚き、歌声も一気に盛り上がりました。続く応援歌3曲は、事前にお願いしていた応援指導部OBの梅田優太郎さん、工藤貴弘さんの2人に交代。名調子の話術と力強い指揮で会場は大いに沸き、最高潮に達しました。

 

最後に中村副会長の閉会の辞と三本締めをもって、午後2時にお開きになりました。